自慢させてください。僕はこの場にいました。
伊藤慶二
国島征二
鯉江良二
田島征三
目の前で、生きて、存在している、その声、表情にふれると
一つの人生にふれたように感じるのです。
4人がそれぞれ、見事に違うのです。
4つの人生がたしかにある、という点において
同じ重みで、ここに集まっているのです。
無駄話はするけど、よけいなことは一つも言わない。
70数年生きてなお、思いは今にあるようです。
名古屋のLギャラリーにて開催中の「4次展」初日。
4月4日午後4時44分より始まった作家によるトークセッションに駆けつけた人たちで
ギャラリー空間は満員電車のよう。
正直作品と静かに向き合うことはむずかしかったですが、人のあいだをするりと抜けて
あちこちに点在する作品を目に焼き付けて帰りました。
みんなが帰ったあとギャラリーに残る作品たちを想像すると
またまたにぎやかなおしゃべりが始まりそうです。
展覧会は4月26日(日)まで。