焼き物の原点の「土」と「炎」。阿曽藍人の作品は、まさにその体現だ。
手の込んだ釉薬や焼成方法は使われない。炎で変化する土の表情、多様な色。
その美しさを探し出そうとしている。
メキシコのバロ・ネグロのような、磨き上げた漆黒から、
夕空のようなたなびく茜が現れる、土と炎の絵画。
コントロールするのではなく、温かく見守る。
その彼の愛に、土も炎も応えてくれているのが、彼の作品なのだ。
松崎尭子 インディペンデント・キュレーター(パリ / フランス)
個展 "touch the earth"
会期:2016.12.3(土)~12.15(木) 日曜休廊
11:00~18:00 (最終日~16:00)
在廊日:12/3、12/15(午後)
Galeria Punto 兵庫県加古川市加古川町粟津81-5
tel:079-424-7766
hp:http://www.galeria-punto.com/